思い出に残っている仕事はありますか?
新製品の試作品づくりを任された日のことは、今でも鮮明に覚えています。
新製品ということもあり、今まで経験したことのない技術の壁に直面し、思うように進まず、行き詰まってしまいました。
私たちの仕事で最も大切なのは、お客様の要望を形にして納品することです。
一人で悩むのをやめ、先輩に相談すると、「ここは一緒にやってみよう」と言って、支えてくれました。先輩の教えを受けながら、何度も手を動かし試行錯誤を重ねるうちに、少しずつ形が見えてきます。気づけば、挑戦は自分だけのものではなく、チームで取り組むものになっていました。
そして完成した製品をお客様に納品したとき、「期待以上の製品でした」と喜んでいただいた瞬間の高揚感は忘れられません。あの達成感こそが、今も私の仕事の原動力になっています。
一番つまずいたことはなんでしたか?どのように乗り越えましたか?
もちろん、悔しい思いをした経験もたくさんあります。そのたびに技術力不足を痛感し、自ら勉強したり、先輩に相談してきました。
そんなとき心強いのは、部署や職種の垣根を越えて気軽に声をかけ合える環境です。先輩方も「こういうときはこうしてみたら?」と自分ごとのようにアドバイスしてくれます。支え合いながら成長できるのは、この会社ならではの魅力だと感じています。
また、年に数回営業に同行してお客様とお話しする機会もあります。そこでいただく「ありがとう」の一言は、自分の仕事が確かに人の役に立っていると実感できる瞬間です。その実感が、日々の大きなモチベーションにつながっています。